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米雇用改善の兆し受けて欧米株価上昇、欧州株空売り禁止

主な米経済指標)           <発表値>    <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数  39万5000件    40万2000件・改
6月米貿易収支            531億ドルの赤字  508億ドルの赤字・改
 
米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反発。
前週分の米国新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことで、米雇用情勢に対する懸念が和らぎ買いが入った。
独仏首脳会談が16日にパリで開催されることが分かると、欧債務危機の解決策への期待感が広がり買いが加速した。
 
米国債券相場は、米株価が大幅に上昇したことを受け、運用リスクを回避する動きが後退し債券売りが膨らんだ。
原油先物相場は大幅続伸。アジア株式相場や時間外の米株価指数先物が堅調に推移し、投資家心理の改善を好感した買いが先行し84ドル台を回復した。
その後、欧州債務危機を蒸し返す形で株価が急落すると、つれる形で81.03ドルまで失速した。
その後、株価上昇に安心感を得てフロアー取引終了後には85.97ドルまで大きく持ち直した。
 
・金先物相場は4営業日ぶりに大幅反落。
時間外取引では1817.6ドルと史上最高値を更新した。
ただ、買い一巡後に軟調。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループが金先物の取引に関する必要証拠金を22.2%引き上げたこと株価上昇・独仏首脳会談・欧州株の空売り禁止令等を受けて下落
 
欧州証券監督機構(ESMA)は、フランスとイタリア、スペイン、ベルギーが空売りやショートポジションを禁止する計画であることを明らかにした。
空売り規制は12日から実施される。
 
アジアの銀行では、仏大手銀への与信枠打ち切りやカウンターバーティーリスク見直しなどの動きが出ている

日本国債10年 100.47 1.05
米国10年債 98.19 2.33
オーストラリア10年債 109.91 4.48
英国10年債 109.71 2.54

毎日のように乱高下する相場
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Goldは証拠金引き上げも相場過熱は止まらず。ソブリンはフランスに狙いを定めたか

・フランスの格下げ懸念
・イギリスでの暴動
・米国超低金利政策の継続
・米QE3実施見通しの高まり
・米国景気減速懸念
 
NY GOLD(CME)の証拠金引き上げ、イニシャルマージンが$6075→$7425、
メンテナンスマージンが$4500→$5,500。
 
原油
米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫は前週比で523万バレル減少と市場予想平均の前週比135万バレル増加に反して減少した。また、ガソリン在庫も159万バレル減少と市場予想平均の前週比90万バレル増加に反して減少したため、
需給の引き締まりを意識した買い戻しが優勢となった。引けにかけて83.14ドルまで持ち直した。

主要国の長期ソブリン格付け(S&P)】
英国:AAA
ドイツ:AAA
フランス:AAA
カナダ:AAA
米国:AA+
日本:AA-
中国:AA-
イタリア:A+
ロシア:BBB+

【為替チャート】
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【CFD】
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【商品先物】コメ下落傾向
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引き続き本日の金融市場は混乱中、米株・欧州株下落、金上昇

欧州債務危機拡大、米景気減速、フランス債務問題(格下げの思惑や銀行株の下落大)

一時的に金は1800ドルを突破
 
こんなニュースも「S&Pが米国の格下げを一部銀行やヘッジファンドに事前報告、もし事前リークが本当ならばSEC(証券取引委員会)の規定違反

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安愚楽牧場の民事再生とQ&Aの抜粋

安愚楽牧場の民事再生(倒産)
 
先日、倒産した安愚楽牧場は民事再生手続き中。
3月末時点の負債総額は619億8705万円。同社の代理人弁護士事務所によると、オーナー数は約7万人に上るという。
 
2010年に宮崎県で起きた口蹄疫問題では約1万5000頭の牛を殺処分。その補償金は88億2330万円
 
Q&Aもアップされていましたので主要部分を抜粋。
 
 
オーナーの出資金については一部返還予定。
 
ただ、和牛の売却により確保できる返済原資は十分でない。
 
国及び東電の補償については出荷停止となった牛に補償を検討中との報道が行われているが現時点では未定。
 
破綻直前まで安愚楽牧場の社員から勧誘があったが詐欺ではないか。
⇒破綻の事実は皆さまに告知するまで従業員にも秘密にしていたため、行き違いが生じた可能性がある。
しかし、安愚楽牧場において破綻の事実を知りながら社員に出資を勧誘させた事実はありません。
 
安愚楽牧場の平成23年3月末の決算は黒字だったが。
⇒決算では、和牛の飼養期間が満了したり解約されない限り出資金を返還する必要がなく、
負債計上されない仕組み。破綻直前に解約が急増
 
ビジネスモデル
⇒和牛をオーナー購入⇒調達した資金を牧畜業において回転させ収益を上げその一部をオーナーに配分」⇒「約定期間満了時にオーナーから和牛を買い戻す」
預託法の規制には違反せず、監督官庁の抜き打ち検査でも違法の指摘はうけず
今回の破綻の直接原因は口蹄疫問題・和牛の放射能汚染問題等による解約の増大、新規契約の減少
間接原因は日本経済のデフレ傾向、和牛価格の下落傾向、配当率の高止まり(年8%超の契約残)飼養コストの高額化
 
 
今回のQ&Aでは返済原資が十分でない。
口蹄疫の保証金は88億強、東電の補償度合いは?
 
破綻の事実を知りながら勧誘はさせていない。従業員に秘密にしていたということの時期的整合性
 
ビジネスモデルについて、間接原因を見ると直接原因が無くても経営的には行き詰っていたのではないかという疑問が湧く。




円高進み76.50円割れ

◆スイス
スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は10日、スイスフラン高抑制に向けた追加措置を発表した。国内輸出産業に打撃を与えるスイスフランの急上昇を抑制するため、短期金融市場への流動性拡大などを講じることを明らかにした。 
 
中銀は声明で「スイスフランの過大評価は国内経済にとり脅威で、物価安定の下方リスクを一段と高めた」との認識を示した。
 
◆ポンド
英中銀インフレ報告で「経済成長見通しは5月時点より弱い」、「下向きのリスク」であることが示されたことから、ポンド売りが優勢に
 
◆ドル円
76.50円を割れて76.40まで円高が進んだ後、戻している
ドル円はお盆休み前の売りオーダーにより78円台後半からは売りが厚い
米10年物国債利回りは低下、時間外取引で買われる

【みんなのCFD1時間足】
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「為替チャート30分足】
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