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モバイルデータ通信三社の速度比較、WiMAXが最速。

仕事上でモバイルPCを購入するため、モバイルPCとデータ通信を調べていたところ、
WiMAXが最速との記事を発見。

ショップで店員さんに確認した時もスピードではWiMAXが最速との話を聞いていたが、
その裏付けの調査結果があった。

◆一例
パソコンでのYuotube動画再生タイムラグ【調査場所:東京都庁】
UQWIMAX5.1秒
ソフトバンクULTRA SPEED11.6秒
NTTドコモXi(クロッシイ)6.2秒

5.1秒と11.6秒はかなり差がありますね。
もちろん場所により差がありますので、この記事では複数個所で調査をしています。
興味のある方はご覧ください。

別のサイト記事でモバイルデータ通信の比較を見ると
(the比較)
速度で選ぶならUQ WiMAX、通信エリアの広さと安さで選ぶならb-mobile、中間をとるならイーモバイルです。

都心で使うならWiMAXが一番使い勝手が良さそうです。
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S&Pが米国格付けを格下げ、悪材料出尽くしになるか

(主な米経済指標)      <発表値>    <前回発表値>
7月米雇用統計
非農業部門雇用者数変化  11万7000人     4万6000人・改
失業率                9.1%        9.2%
6月米消費者信用残高       51億ドル      57億ドル・改

◆米労働省が5日発表した7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数は前月比11万7000人増となり、市場予想の8万5000人増を上回った。

◆市場がクローズした後にS&Pが米国債を「AAプラス」に格下げ、見通し「ネガティブ」
財政赤字削減計画が不十分との見方を説明

◆ベルルスコーニ首相(イタリア)
主要7カ国(G7)財務省会議の開催を要請

下げるぞ下げるぞと市場&政府にプレッシャーをかけ続けていたS&Pがついに格下げを行いました。
この影響を見極めるために市場は荒れる可能性がありますが、ここらでターニングポイントになる可能性があります。
幸い、雇用統計の数字も悪くなかったことから、リセッション懸念がどうなるかですが悪材料出尽くしになるかもしれません。

【みんなのCFD】
be8d8827.png
 




各国の追加緩和まとめ(2011年8月)

連日報道される各国の金融緩和。
財政破たんリスクが高まる中、金融緩和で経済を支えようという動きが次々に出ており、一段落した後には、商品・株価の大幅上昇が起こるかもしれません。

 
英:政策金利を据え置き
4日の金融政策委員会で、政策金利を過去最低水準である、年0.5%に据え置き。
量的緩和策は総額2千億ポンド(約26兆円)の枠を維持。
現行の政策は2009年11月以降継続

日本:金融緩和と介入
4日、金融政策決定会合を開き、追加緩和を決定。
国債・社債などの資金買い取りを行う資産買い入れ基金の規模を従来の40兆円から50兆円に増額。
固定金利オペ(公開市場操作)の供給枠を30兆円から35兆円に増額。
期間3・6か月の資金を0.1%の低利で金融機関に貸し出す仕組み
政策金利は従来の0~0.1%に据え置き、ゼロ金利政策の維持を決定。

欧州(ECB);4日定例理事会、金融緩和
4日、政策金利1.5%に据え置き。
国債購入を再開し、市中銀行へ流動性供給。
ユーロ圏財政難国の国債購入を18週間ぶりに再開
金融政策は緩和的、インフレリスクは上方向

スイス:政策金利引き下げ
3日、政策金利(3か月もの金利)の誘導目標を0.0~0.75%から0.0~0.25%に引き下げ。
準備預金額を300億スイスフランから800億スイスフランまで増やして量的緩和を拡充う

トルコ:政策金利を0.5%引き下げ、5.75%とする事を発表。
4日、利下げは今年1月以来。
理由:欧州財政問題で世界経済の先行きに不透明感が高まっている。

【ドル円他30分足】
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【トルコ/円週足】
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世界株価・商品全面安、リスク資産回避の動きが強い。

全面安、ECBのトリシェ総裁会見でECBが国債購入を再開したと言明し、
欧州の危機が深刻だと理解した投資家が一斉にリスク資産から資金を引き揚げる動きにでた。
 
ブルームバーグより、
◆世界経済がリセッション(景気後退)に逆戻りする可能性があるとの懸念。
株式から資金を引き揚げ、比較的安全とされる米国債やスイス・フラン、円に投じる動きが活発化。米連邦準備制度理事会(FRB)が新たな金融緩和策を開始するとの観測につながっている。スイス国立銀行(SNB、中央銀行)によるスイス・フランの一段高を阻止する取り組みに続いて、日本銀行は円売り介入や追加緩和の決定に踏み切った。円は今週、戦後最高値に接近していた。
S&P500種株価指数は前日比4.8%安の1200.07。4月29日に付けた年初来高値からは12%の下落、2010年11月以来の低水準。

◆欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は4日、ECBが国債購入を再開したと言明.
債務危機がイタリアとスペインに拡大し域内経済の回復が妨げられるのを阻止する考えだ。

 同総裁は金融政策決定後の記者会見で、「この会見が終わる前に市場で何か動きが見られても驚かない」と発言。ECBの行動を示唆した。ECBはこの日、政策金利を1.5%で据え置いた。総裁は債券購入再開の決定について「全会一致ではなかったものの、圧倒的多数が支持した」と説明した。
 ECBはユーロ圏財政難国の国債購入を18週間前に停止したが、イタリアとスペイン債の利回りがユーロ導入来の最高付近となる中で、購入再開を余儀なくされた。

◆4日の商品マーケットで、世界同時株安の影響を受けて原油下落。
WTI原油の中心限月は5.30ドル安の86.63ドルと暴落して引け、一時86.04ドルまで下げて約5カ月半ぶりの安値をつけた。
また、原油以外でも、金、銀、プラチナ、銅、アルミ、ニッケルと金属関連は全面安。また大豆、トウモロコシ、小麦の穀物市況やコーヒー相場も大きく値を下げる。

◆米国債券相場は急反発。10年債利回りは昨年10月12日以来の低水準。世界景気の減速懸念から株価が急落し、運用リスクを回避したい投資家が「安全資産」とされる米国債を買い進めた。

日本国債10年101.01       ・0.99
米国10年債106.19        ・2.41
オーストラリア10年債109.36  ・4.55
英国10年債108.58        ・2.68
 

【CFD価格】
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【為替チャート30分足】
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米(コメ)先物市場がついに8月8日取引開始

商品先物市場では72年ぶりに米の先物市場が再開される。

KOME.png

 
元々、江戸時代から商品先物取引の主役は米の先物取引で、世界初の先物取引市場は大阪堂島の
米会所だと言われています。

江戸時代の大阪は商都として全国の年貢米が集まるところでした。
米=お金と言える程、価値のある米は、一方で天候不順等による価格変動の激しい商品で、
リスクヘッジニーズと投機ニーズの双方が生じ商品先物市場を生み出すことになりました。

ところが、米市場は、戦時経済の影響で1939年に廃止され、戦後も物価統制令の元で政府の管理下に置かれ続けたのです。
1972年には米の消費者物価が統制から外れたものの、巨大な力を持つに至った農協(JA)が、
価格決定権を持つことになり、
米先物取引の上場は農協の強力な反対により成立しませんでした。

農協は、今回の上場にも一貫して反対し、本上場阻止にむけて運動を展開するとのことで、
取引不参加も表明しています。

【農協(JAグループ)の反対理由】
・米価が下落した場合には米価変動補てん交付金が支払われ先物取引のリスクヘッジ機能と矛盾する。
下落時には補助金が出るので、先物市場を使ってリスクヘッジする必要がない。

・先物市場は市場原理主義で、主食のコメを投機対象として良いのか

・米流通の実態に即さない
現物取引は産地ごとの相対取引であり、一括して取引所で行う先物取引との



【コメ先物市場のメリット】
・公平な価格掲載が行われ、常に更新表示される。

・作柄の変化により起こる値上がりや値下がりに保険(リスクヘッジ)ができる。

・先物市場に現物を渡すことで在庫圧縮ができる

・将来価格が示されることで合理的な価格での販売や在庫の金銭的評価が可能になる


と両者の言い分は並行線でした。

週刊ダイヤモンドによると農協は価格支配権を手放したくないということが反対の大きな理由とのこと。
農協グループは全農価格と呼ばれる希望売渡し価格を提示し、大手卸などと相対で価格を決めるが、
コメの流通量で5割以上の巨大なシェアを持つことから、買う方は、【農協の言い値で買うしかないのが実情」。
ところが、取引参加者により価格が決まる先物市場が開かれれば、それが指標価格となり、農協との価格交渉材料に使う可能性が出てくる。

【参考:2011年7月22日の米価格】
産地・品種     関東 関西
北海道きらら397・・・14,200 14,300
宮城ひとめぼれ・・・・・16,600 16,800
秋田あきたこまち・・・・18,600 18,800
茨城コシヒカリ・・・・・16,400 16,600
新潟コシヒカリ・・・・・26,800 26,700
[注]単位:円、60kg当たり、消費税抜き。
(株)米穀データバンク

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このコメ先物取引は、試験上場が7月1日に認可され、東京穀物商品取引所と関西商品取引所で8月8日に取引開始されます。

【主な取引要綱】
呼値:1俵(60kg)
取引単位:100俵(6,000kg)
限月:連続6限月制
証拠金:60,000円
CB幅:上下300円
建玉制限3番限以降:3,000枚

標準品:米トレーサビリティ法に基づく記録がなされ、かつ産地情報の伝達が可能な米穀であって、
農産物検査法に基づく検査規格水稲うるち玄米1等合格品の当年産の関東産コシヒカリ(茨城県産、栃木県産、千葉県産)

受渡供用品:コシヒカリ(茨城県産、栃木県産、千葉県産、福島県産〔会津〕〔中通り〕〔浜通り〕、
新潟県産、富山県産、石川県産、福井県産、長野県産)、ひとめぼれ(岩手県産、宮城県産)、
あきたこまち(秋田県産)、山形県産はえぬき、北海道産ななつぼし、きらら397、青森県産つがるロマン・まっしぐらの計19銘柄

※CB幅:サーキットブレーカー(Circuit Breaker)とは
あらかじめ設定したCB幅外の価格で注文が対当した場合、一定期間、立会を中断(注文受付・訂正・取り消しは可。約定は不可。)し、CB幅を拡張して取引を再開する仕組み
 
今年の米は、ここ最近の冷夏、福島原発事故以降の放射能の影響で予断を許さない状況が続く。
コメ先物は2年間の試験上場後、本上場が認可されるがそれまでに十分な取引量が確保されているかどうかを見守りたい。